至高のフレーズ満載!この歌詞がすごい!ミスチルの名曲3選

皆さん、ご存じの

日本を代表するバンド Mr.Children

彼らの魅力って

色々あると思うのですが

その一つとして「歌詞」が挙げられると思います。

 

しかし

ミスチルって歌詞がいいって聞くけど

具体的にはどんな風なところ?

取り敢えずおすすめの曲教えてよ

っていう人もいらっしゃると思います。

 

そこで、今回は

ミスチルが好き過ぎて

歌詞を全て暗記してしまった私

あまりミスチルのことを知らない方に向け

歌詞がすごい!という観点で

ピックアップした曲を

3曲ほど紹介したいと思います!!

 

多分聞いたことある曲も出てくるぞ

 

この記事で分かること
・歌詞がすごい!ミスチルの名曲

・これらの曲を一番楽しむ方法

 

 

 

歌詞がすごい!ミスチルの名曲3選

>

それでは、紹介して行きたいと思います!!

結構なボリュームになってしまいましたが

どれも最高に良い曲なので

是非、チェックしてみてください!

 

Starting Over

基本情報

・2015年6月4日リリース 18th Album REFLECTIONに収録

・細田守「バケモノの子」主題歌

 

割と最近の曲ですね。

細田守監督作品である「バケモノの子」の主題歌でもありますし

歌番組などでも、ちょいちょい歌われていたので

「あ、聞いたことあるかも」

という人もいるのではないでしょうか。

 

歌詞のここがすごい!

自分の中の葛藤や不安をモンスターに例え

それと対峙する様の描き方、世界観が秀逸!!

この歌は終始

自分の中の葛藤や不安=負の感情を

モンスターに例えて

それに対して自分が銃を持ち、対峙する

という構図をひたすらに描き続けています。

それだけ、と言ってしまえば

そうなのかも知れませんが

私はとにかく

この歌詞の、その世界観が大好きなのです。

 

至高のフレーズ紹介

では、私が特に好きなフレーズをいくつか

ピックアップしていきたいと思います。(歌詞全文はこちらから

 

person loading brown and black sniper rifle

肥大したモンスターの頭を

隠し持った散弾銃で仕留める

<出典 Starting Over:Mr.Children 作詞:桜井和寿>

 

歌詞の冒頭部分ですね。

一言目が「肥大したモンスターの頭」って

どんな歌だよって感じですよね。笑

でもこの印象的で刺激的なワンフレーズで

このStarting Overの歌詞の世界観にグッと引き込まれます。

 

さぁ 乱れた呼吸を整え

指先に意識を集めていく

 

僕だけが行ける世界で銃声が轟く

眩い 儚い 閃光が駆けていった

<出典 Starting Over:Mr.Children 作詞:桜井和寿>

 

まさにモンスターを仕留める瞬間ですね。

この歌詞で描かれている世界は

当たり前ですが、現実世界ではなく

いわゆる主人公の内側、精神世界的な場所なんですよね。

主人公が妄想、想像をしているといってもいいかもしれません。

 

その世界のことを

僕だけが行ける世界

と表現しています。

・・・このフレーズが好き過ぎるのは

私だけでしょうかね?笑

 

素人的に考えてしまうと

「僕の心の中で」とか

そういう

「あくまでこれは主人公の頭の中なんだよ」

というニュアンスの表現が

入ってしまうのが普通なのかなと思ってしまいます。

 

それを

僕だけが行ける世界

という表現。。。

 

こうすることによって

精神世界なんだけど

現実世界の延長にある世界

というニュアンスが生まれます。

そして、現実世界の影響を受けて

モンスター(= 負の感情)が生まれているという

現実世界との繋がりが感じやすくなる

という効果が生まれていると思うんですよね。

 

あと

僕だけが「行ける」世界っていうのが

その世界のことを

モンスターを倒しに行く場所なんだと

ポジティブに捉えていることも読み取れて

細かい表現への気配りではあるのですが

非常に私は好きです。

 

穏やか過ぎる夕暮れ

真夜中の静寂(しじま)

またモンスターが暴れ出す

<出典 Starting Over:Mr.Children 作詞:桜井和寿>

 

モンスターにも打ち勝ち

穏やかな夜を迎えたと

胸を撫でおろしたのも束の間

またモンスターが暴れ出します。

 

これってめっちゃあるあるじゃないですか?笑

一難去ってまた一難的な意味でもそうですし

なんかこう

あぁー悔しい、悲しい

みたいな感情って

こういう穏やかで静かな夜に

急にフッと訪れてこないでしょうか?

少なくとも私はそうです。笑

 

こういうあるある的なことを

こうやってオシャレな表現で

歌詞にしてしまうのが

この歌の、そしてミスチルの歌詞の

凄く好きなところです。

 

今日も 僕だけが行ける世界で銃声が轟く

眩い 儚い 閃光が駆けていった

「何かが終わり また何かが始まるんだ」

こうしてずっと この世界は廻ってる

「何かが終わり また何かが始まるんだ」

きっと きっと

<出典 Starting Over:Mr.Children 作詞:桜井和寿>

 

最後のサビ部分です。

暴れ出したモンスターを

また仕留める。

そしてきっとまた新しいモンスターが現れ

それをまた仕留めに行く

この繰り返しで世界は廻っている

というフレーズで締めくくっています。

 

一見、同じことの繰り返しを

歌っているこのフレーズですが

私個人的には

「その繰り返しの中で人は成長していくんだよ」

というメッセージが込められているように思います。

 

なぜなら

仕留める相手がモンスターだからです。

RPGなどで

出てきたモンスターを倒すとどうなるでしょう?

レベルアップしますよね。

 

大きく括ってしまえば

RPGも出てくるモンスターを

次々と倒していく作業を

繰り返しているに過ぎないのです。

しかし、その同じような繰り返しの中で

主人公たちは着実にレベルアップしていきます。

 

現実世界も同じで

「次々と出てくるモンスターを撃ち殺し

仕留めていくことで、成長していく。

人は世界は、そうやって廻っている。」

というメッセージなのかなと

私は捉えています。

 

Starting Overを一番楽しむ方法

ここからは私が思う

Starting Overの楽しみ方を紹介したいと思います。

 

CDを聞いてから、ライブDVDを見る

当たり前だろ!って思われるかも知れないですが

Starting Overは、この順番がいいと思います。

 

いきなりライブを見て欲しい曲もあるのですが

Starting Overは

CDを聞いて、曲への理解が深まった状態で

ライブ映像を見てもらったほうが

CDとライブとの差分や、演出に感動できると思います!

 

おすすめライブ

Stadium Tour 2015 未完

 

それでは、2曲目です!

エソラ

 

基本情報

・2008年12月10日リリース 15th Album SUPERMARKET FANTASYに収録

・2012年5月10日リリース Mr.Children Best Album Mr.Children 2005-2010 <macro>に収録

 

この曲は、ライブではお馴染みの曲なので

ファンの人にとっては

もうミスチルの代表曲と言ってもいいくらいの

名曲かも知れません。

一方で、あまりミスチルのことを知らない人にとっては

聞き覚えのない曲かと思います。

テレビでは確か

ミュージックステーションで一回歌っただけと思います。

しかし

とてもポップでキャッチーな

この時代のミスチルを象徴する一曲なので

是非一回聞いてみて欲しいですね!

 

歌詞のここがすごい!

音楽に関する普遍的なあるあるを完璧に歌にしている!

この歌は終始

音楽の素晴らしさ、音楽の持つ力

について歌っています。

 

誰もが多かれ少なかれ

落ち込んだ時

誰かに恋い焦がれている時

テンションを上げたい時

色んなシーンで

音楽の力の借りようと思ったことがあると思います。

そんな

誰もが経験するであろう

あるあるをこの歌では歌っています。

 

至高のフレーズ紹介

それでは、私が大好きなフレーズをいくつか

紹介していきたいと思います!

 

君が話してたの あそこのフレーズだろ?

まるで僕らのための歌のようだ

<出典 エソラ:Mr.Children 作詞:桜井和寿>

 

これってめちゃめちゃあるあるじゃないですか?笑

好きな歌になればなるほど

「あぁーこの歌ってまるで、自分のこと歌ってるみたい」

って思うことありません?笑

 

歌を聴くとき、特に

歌の力を借りて、自分が前に進みたいときって

自分の状況を歌詞に投影することが多いと思うんですね。

 

そういう作業をして

「あ、これ今の自分にピッタリ!」

って曲を好きになって、聞きこんで

そして力を貰って、前に進める

っていうサイクルだと思うんです。

 

そういう作業をしていくからこそ

「まるで僕らの歌のようだ」

って思う訳です。

 

そんな

歌を聴くっていう行為から

聞き手が歌詞に自己投影し

その歌詞の状況と聞き手の状況がリンクする

っていうあるあるを

このワンフレーズで表現してしまうのは

本当に素晴らしいなと思います。

 

メロディーラインが描いたカラフルな魔法のフレーズ

輝きを撒き散らしては僕らに夢を見せる

明日へ羽ばたく為に

過去から這い出す為に

<出典 エソラ:Mr.Children 作詞:桜井和寿>

 

これは人生の節目節目に

寄り添ってくれる音楽の素晴らしさが

現れた最高のフレーズだと思います!笑

 

これは1番のサビのフレーズなのですが

それ以降にも

 

忘れない為に

記憶から消す為に

<出典 エソラ:Mr.Children 作詞:桜井和寿>

 

巡り会う度に

さよなら告げる度に

<出典 エソラ:Mr.Children 作詞:桜井和寿>

 

こういうような

それぞれの人生の節目で

音楽が寄り添える

その音楽の力みたいな物を

表現していると思っています。

 

「あの辛かったとき

 この歌よく聞いてたなぁー」

 

「付き合ったとき

 2人でよくこの曲聞いたよね」

 

みたいな

人生のとあるシーンとリンクすることができる

人生の節目で力になることができる

そんな音楽の力、魅力を

表現したフレーズだと思います!

 

ちなみに私は

いきものがかりのホットミルクという曲を聴くと

何故か浪人時代を思い出します。笑

 

この曲を一番楽しむ方法

では、最後に

この「エソラ」を

一番楽しむ方法をご紹介して終わります。

 

ライブに行くべし

この曲は、やっぱりライブで聞くのが一番です。笑

今はコロナ渦で

そもそもライブをやっていないので

まずはライブDVDを見て頂ければと思います。笑

 

おすすめライブ

おすすめのライブは

Mr.Childen Tour 2009 終末のコンフィデンスソングスURL

ですね!

 

イントロのアレンジや高揚感

エソラという曲の素晴らしさが

詰まったライブとなっています!

 

それでは、最後の曲です!

終わりなき旅

 

基本情報

・1998年10月21日リリース 13th Single フジテレビ系列『 殴る女 』の主題歌

・1999年2月3日リリース 7th Album DISCOVERYに収録

・2001年7月11日リリース Mr.Children Best Album Mr.Children 1996-2000に収録

 

めちゃめちゃ有名な曲ですね。笑

ミスチルの代表曲といえば

この曲を挙げる人も少なくないのでしょうか。

 

ミスチルの枠に囚われず

J-POP史上で見ても

屈指の名曲なのではないでしょうか。

私も落ち込んだときとか

よくこの曲を聴いています。

 

歌詞のここがすごい!

人生の応援歌

 

人生で嫌な事、辛い事

たくさんありますよね。

それでもそれを乗り越えて

頑張って行きたいと思うものです。

 

それは人間の根本にある

「今よりもっと良くなりたい

 まだまだ自分はこんなもんじゃない」

という気持ちに由来するものだと思います。

 

だからこそ

現状よりも、もっと良くなりたい

そして頑張って、現状よりも

良い環境、良い状況に漕ぎつき

そしてまた辛い事があっても

まだまだ良くなりたいの繰り返し。

人生は「終わりなき旅」という訳です。

 

そんな人間の核心的な感情をテーマにした

個人的には

史上最高の人生の応援歌です。

 

至高のフレーズ紹介

もはやこの歌の歌詞は

全て紹介したいくらいなのですが

私が好きなフレーズを厳選して

紹介していきたいと思います。

 

カンナみたいにね 命を削ってさ

情熱を灯しては

また光と影を連れて 進むんだ

<出典 終わりなき旅:Mr.Children 作詞:桜井和寿>

 

カンナって皆さんご存知でしょうか。

木の角材を削るときに使用する工具ですね。

↓ こういうやつ

この歌詞は

木材を命に置き換えて

カンナで少しずつ、薄く削り取り

それに火(=情熱)を灯して進むんだ

と歌っています。

 

懸命に、命や時間をすり減らして

生きている様を

こんなにオシャレに描いている歌詞が

他にあるでしょうか。笑

 

個人的に励まされるというよりは

単純に好きなフレーズの一つですね。

 

 

black wooden 4-panel door closed

閉ざされたドアの向こうに

新しい何かが待っていて

きっときっとって

僕を動かしてる

いいことばかりでは無いさ

でも次の扉をノックしたい

もっと大きなはずの自分を探す

終わりなき旅

<出典 終わりなき旅:Mr.Children 作詞:桜井和寿>

 

終わりなき旅のサビの歌詞にして

真髄とも言える歌詞ですね!

 

先の見えない未来を

扉の向こうと表現し

今は、苦しい状況かも知れなけど

その扉の向こうに

「きっともっと良いことがあるはず」

そういう気持ちが

自分を突き動かしている

そういう様を描いています。

 

嫌なことがあったときとか

辛い事があったときって

一概には言えないとは思いますが

基本的に辞めたいと思ったら

辞められると思うんですよね。

 

それでも、その嫌なことを受け入れて

なんとか乗り越えていこうとするのって

これを超えた先に

もっと良いことがあるんじゃないか?

っていう期待に基づくものだと思うんですよ。

(実際どうなるかは置いておいて)

そんな核心を突いた

究極の歌詞なんじゃないかなぁと思っています♪

 

Raise, Challenge, Landscape, Mountain, Tourist, View

難しく考え出すと 結局全てが嫌になって

そっとそっと 逃げ出したくなるけど

高ければ高い壁のほうが 登った時気持ちいいもんな

まだ限界だなんて認めちゃいないさ

<出典 終わりなき旅:Mr.Children 作詞:桜井和寿>

 

これは二番のサビですね。

嫌なことがあったとき

挫けそうになったとき

本当にこの歌詞が響きます!

 

「まだ限界だなんて認めちゃいないさ」

私はもっと頑張りたいと思うとき

この言葉を自分に言い聞かせています。笑

 

Environmental Protection, Nature, Lightbulb, Light

胸に抱え込んだ迷いが

プラスの力に変わるように

いつも今日だって僕らは動いてる

嫌な事ばかりではないさ

さぁ次の扉をノックしよう

もっと大きなはずの自分を探す

終わりなき旅

<出典 終わりなき旅:Mr.Children 作詞:桜井和寿>

 

これも本当に好きな歌詞です。笑

嫌なことがあっても

それは自分をより強く動かす原動力だと思います。

しかし、それは

自動的に燃料として供給されるのではなく

それをプラスの力に変わるように

自分が行動する必要がある

という歌詞ですね。

嫌な環境、状況をより良くしたり

自分の原動力にするためには

「もっと良くしたい」という気持ちとともに

次の扉をノックするという

自分の行動が必要なんですよね。

 

環境を変えるためには

結局自分が動くしかない、けど

なかなか動けないときに

自分の背中を押してくれる

本当に素晴らしい歌詞だと思います。

 

この曲を一番楽しむ方法

CDリピートで自分だけの応援歌にする

 

私のオススメは

歌詞を見ながらCDリピート

からの

ライブDVDですね。笑

 

この歌詞を自分で嚙み砕き

胎落ちした状態で

ライブパフォーマンスを見ると

泣きます。笑

 

おすすめライブ

・Mr.Children Tour 2004 シフクノオト(URL

 

まとめ

 

ミスチルの歌詞が特におすすめな曲を

3曲紹介しました!

 

まとめ

・Starting Over

⇒ 自分の中のモンスターを倒しに行く世界観が秀逸!

・エソラ

⇒ 音楽の普遍的なあるあるを歌に!

・終わりなきたび

⇒人生の応援歌!

 

他にもミスチルには

名曲がたくさんあるので

またいつか紹介できればと思います!

では!!

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